[book]No,007_憑神

「憑神」浅田次郎(著)
なんだか最近、この時代(幕末)の映画や本ばかりを
読んでいるような…(笑)。
時は幕末、徳川慶喜の大政奉還の時期のお話です。
武家たちは武士の誇りもどこえやら状態で
私利私欲を満たすことしか頭にありません。
まるで現代のよう(笑)。
そんな時代に武士の誇りを大切にしている時代おくれの下級武士、彦四郎。
こいつが不幸で貧乏。
苦し紛れにお参りした神社が
なんと貧乏神・疫病神・死神に取り憑かれるという「三巡神社」。
取り憑かれながらも自分は何のために生きるのか?という問題に直面し、
成長していきます。
前半はまるで落語のようなユーモラスなタッチで進んでいきますが、
後半になるにつれ、自分の生き方について考えさせられてしまいます。
ちょいと、この頃の役職や仕事などがあまり理解できなかったので
ラストの爽快感と感動は30%ぐらいダウンでしたけど。
いいセリフもたくさんありましたよ。
「戦は勝ち負けではない。勝ちっぷりと負けっぷり。」
う〜ん。いい言葉です。
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